2024年 千と千尋
2024/01/08
今年もよろしくお願いします
千と千尋からの気づき
地震で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
新潟市も揺れました。津波警戒で私は小学校に避難しました。余震が怖くて子供のところに避難し一夜を過ごしました。
幸いなことにルームは引き戸が重くなった程度で済んでおります。
さて、久しぶりに「千と千尋の・・・」を見て今までとは全く違った気づきを沢山しました。
引越しの車中でだうだして文句ばっかり言ってる千尋。無気力で無思考な子供。だから挨拶もせずまごまごしていると、先輩のリンから「あんた世話になったんだろ、お礼ぐらい言いな!」と世の中の決まりをピシャリと指摘される。湯婆婆にも「ノックもしないのかい!」と言われ、本当に礼儀知らずです。
そして仕方なく仕事をしていく中で、いろんな人に叱咤され助けられたりしながら経験をつんでいき、いつしか自分なりの考えを持てるようになり、チャレンジしていく。
最後に後ろを振り向くなと言われ、振り向きたい気持ちをグッとこらえて歩んでいく。
守られてばかりの子供から、個を持つ人間へ。
私は釜爺の「手、出すんなら最後までやれ」という言葉が刺さりました。中途半端な関りがかえって迷惑になるということを最近経験して反省させられました。
最善と思っていることが、そうではないことが多々あります。「よかれ」と思うことが、相手のニーズに合っているかどうか。
要る?要らない?
やる?やらない?
相手に尋ねて、相手の選択を尊重する。
いつもこちらの思う通りにはならないことを準備しておく。
ガッカリすることもあれば、やったー!と思うこともある。
自分の思う通りにならないことがほとんどの世の中ですが、だからこそ、ちょっとの嬉しいことを大切にできるのではないかと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。