ちょっと出かけてくる

二十歳を過ぎた子供が「ちょっと出かけてくる」と言ってでかける。

どう返事をしますか？

「あら、いってらっしゃい。」と送り出すのか。

「え？どこに行くの？何時に帰ってくるの？」と聞くのか。

ある大学生は出かける度に「誰とどこへ、何時に帰るのか」と母親に必ず聞かれるそうです。そのことにうんざりしていて、適当に嘘をついたり出かけることさえ面倒に思うそうです。そうなるとデートもしづらいですよね。

親に嘘をつくのもしんどいし、なんだかスッキリしない。小さなことかもしれないけれど、積み重なると結構なものです。これは想像以上にキツイと思います。嘘を言われる方もなんだか悲しいです。

両方にとって何のメリットもありませんね。

小さい子どもならどこに行くかを聞くのは必要なことかもしれませんが、彼はもう大学生です。もうすぐ社会人になるのに、いちいち確認されるのはまるで子供扱いです。親は一体どこまでこの子を管理したいのでしょうか？

子供を信頼して、いい距離感を持って生活していけたらいいのにと思う出来事でした。