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離婚

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離婚というレッテル

離婚

2021/10/15

離婚というレッテル

そのレッテルだけはイヤ

離婚というレッテルだけは貼られたくない。という会話を耳にしました。

その方は、ちょっと田舎に住んでいるから人目が気になる。自営業をしていて、お客様との関わりがあるから、別居しているとか、離婚しただとか、すごく噂になるし、自分もそう話してきたから。その渦中の人物にはなりたくない。しかも、自分が悪いわけではない。自分勝手な相手のせいで長年我慢し連れ添ってきて死が互いを分つ時までと。必死に暴力にも耐えてきたのに。それなのに一人で暮らしたいと言われた。今までの私の苦労は何だったのか。私のどこが不満だったのだろうか。不満があるなら直すのに。とにかく離婚というのは嫌だと。

その方にとって離婚は人生の落伍者なんでしょう。実は私もそう思っていました。まさか自分の人生にそんなことが起こるなんて全く予想だにしていませんでした。当時は噂をするひとり一人にきちんど理由を述べたいという思いに駆られました。しかし、そんなわけにもいきませんから本当に葛藤しました。かなりダメージを受け超低空飛行で生きていました。

今思うことは、人がどう好き勝手を言おうとも止められないし、事実は私しか知らないということ。だから正々堂々として負けないこと。

結論からいうと離婚できて良かったと私は思っています。(子供達には申し訳ないばかりですが)お母さん(私)が元気でいることの方がより大事である。ということも実感しています。

籍だけ夫婦でいる知人もいます。その子供達は二人ともずっと精神を患っています。

母子家庭であるという事をタブー視して内緒にしているお母さんもいます。子供達は友達にも本当のことが言えず、なんだか自信がありません。

今の日本では離婚は珍しくないですが、私の周りには少なく、へぇ~という感じで見られます。その方の中で離婚がどういう価値観なのかで私への対応も変わってきます。

嫌だなと思う人は近づいてこないし、気にしないという人もいます。でも、それって普通の人間関係と何も変わらないと思います。

 

離婚を奨励しているのではありません。離婚を通して私の凝り固まった価値観が打ち砕かれて良かったと思っています。へんなレッテルを貼られそうになったら、それをササッと手で払い落せるように生きていけばそんなレッテル、いくら貼ろうと思っても付けられることはないのです。

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