雑草という草はない
2023/05/23
雑草という名前の草はない
朝ドラ「らんまん」主人公のセリフ
植物が大好きな主人公はあらゆる植物に興味があり、どんな草や花にも礼をもって扱い特徴を調べて大切にしています。
ある時のこと『雑草のようにたくましく』という言葉に「雑草という名前の草はない」と噴論します。私たち一人ひとりの人間もそうだと言わんばかりに。とても得心のいく言葉です。
人を花に例えてみると
誰もが目を見張るような大輪の花なのか、
丁寧に温室で育てられている花なのか、
空き地にゆらゆらと咲いている花なのか、
道路の脇にちょこんと咲いている花なのか、
いずれにしても花として凛として咲き命を全うすることがとても大切なことだと思っています。
例えば、木の根元に芝桜を植えれば、地面の乾燥を防いだり他の草が芽を出すのを防いだり、咲けば春を感じるし大切な役目を担っているわけです。
ゴーヤはグリーンカーテンとして日差しよけになりますし、
ハーブはお茶や料理にも役立ちます。
地味かもしれませんが、みんな役割があります。
ですので、たとえ他の花から「あなたは役立たずよ!」と言われたとしても、まるで筋違いのことなのです。
一生懸命に咲いている花に対して敬意を払わず、非難する態度は残念でなりません。
どっちが、役に立つとか役に立たないとか、必要か不必要かではなく、いろんな理由があって、その花なりの形や葉になったのですから違いがあって当然。
互いに称え合ってそよ風にゆらゆらと気持ちよくたたずむことができるといいと思っています。
私とて、後世に名を残すほどの者でもなければ、国の要人でもありません。人類の歴史から見れば一瞬でチリに等しい者です。しかしながら、今を生きているのも事実であって、お腹も空きますし凹むこともあります。それが生きているということで、自分の人生を全うできるよう願っています。
ご自分が雑草のようだと思ってしまう方、そのように扱われて不快な思いで過ごされている方はいらっしゃいませんか?
決してそうではないことを一緒に考えてみませんか?
お問い合わせお待ちしております。お気軽にどうぞ!