枠を破る
2024/06/17
枠からの脱出
思い込み、自分ルールからの脱出
誰しも自分で決めたルールがあります。
例えば、炭酸系の飲み物は摂取しない。靴は左から履く。仕事の時は髪を結ぶ。お風呂には毎日必ず入る。など
自分で決めているルールなので取り締まるのは自分、罰を与えるのも自分、非難するのも自分。責めて落ち込むのも自分、窮屈になるのも自分。
産まれてから少しずつ無意識に構築してきた生きていくための大切な自分のルール。
ずっと同じ環境の中で生きていれば、それはいつまでも上手い具合に機能して生き苦しさや違和感を感じなかったのかもしれません。でも実際は、いろんな場所や人に関わりながら生活するわけで、そうなると、どこか不具合を感じて上手くいかずジタバタすることになります。
よくよく考えると誰かのルールを自分に当てはめていたり、自分のルールを相手に押し付けていたり、フィットしていない方はたくさんいます。
自分ルールには気づいたものの、なかなか変えられないこともあります。
少し考えてみて欲しいのですが、その自分ルールや枠の大きさは誰が決めたのでしょう?
親のしつけや周りの人の影響を大きく受けたことは間違いありません。しかし最終的に決めて遵守しているのは、あなた自身です。
ルールを守らなくても平気な人は、ある意味こんなに悩まなくていいかも知れません。
決めたルールを真面目に守っている。だから生き苦しい。
私もその昔いろいろあって、友人宅に一晩お世話になったことがありました。友人にも子供が3人いて市営住宅ではてんやわんやで・・・その頃の私は、毎日お風呂に入るべきと思い込んでいました。でも彼女は「冬は毎日入らないこともある」と。まぁ彼女らしいと思ったのと、なるほど毎日入らなくても死にはしない。ということでした。私の目からウロコが落ちた瞬間でした。
今でもいろんな場面で「本当に必要なこと?」と問い直すきっかけにもなっています。
先日クライエントさんから、仕事に貴賤はないと頭では分っていても、ずっと自分の学歴が高いことを気にしていた。ゆえに周りの人の反応も過剰に意識していた。今はその枠がなくなった。不思議ではあるが考えなくなった。だから、大切な方とお付き合いすることもできた。とお話しして下さいました。
自分の持っているルール、枠を変えたい方はいらっしゃいませんか?
こちらでは、持っているルールに気づくこと、枠の見直しをすることのお手伝いをしています。どうぞお気軽にお問い合わせください。