ぽっかり空いた穴
2021/10/18
突然の別れ
悲しいのに涙がでない
それは突然の知らせだった。そのとき全ての音が遠のいていった。
手にしていた仕事も午後の過ごし方も、どうでもよくなった。
多少の困難もなんてことはないくらい、どうでもよく思えた。
久しぶりのショック状態だった。
どうにもならない。今すぐ行動を起こしてみても何かが変わることはない。少し時間をかければ冷静になれると思い、繰り返し状況を考えてみる。論理的な思考と悲しい感情がごちゃ混ぜになり、喉がつまる。胸が重い。吐き気さえ感じる。
いくら悲しいと思っても涙は出てこない。それくらい心が乾いてしまっているのだろうか・・・。
自分の思いどおりにいかないことに不満なのか?
それとも、寒すぎて必要以上に孤独を感じているのか?
思い切って外へ出てみた。
正解だった。外の方がさっぱりしていて気持ちがいい。
近くの店に入ると人々の消費活動は大いにあって気分が紛れる。こんなに傷心している私のことなんて誰も感じ取ってはくれない。だからこそ平常心に戻れる。
昨日は、ぽっかり穴があいたような虚しさが強かった。今はただ自分が想定していたよりも早くその時がやってきただけで、「人生は儘ならないもの。仕方のないことだってやってくる。」そのことを思い、受け入れ、だんだん馴染んできているようで。
じゃあ、これからどうしたらいいだろうといろいろ考え始めています。お天気の助けもあって。
ありがとう!いい青空を与えてくれて!また頑張れる気がします。