思ってたのと違う
2022/05/18
思っていたのと違う
もっと期待していたのに
私の子供達が小さい頃の出来事です。
上野動物園に連れていったことがあります。なにせパンダは私の中ではテレビの中でしか見られない特別な動物です。だから子供達に本物のパンダを見せたら、さぞかし驚いて「わぁ~!」と目をキラキラさせて喜んでくれるに違いない!と疑っていませんでした。ところが、ライオンや小人カバと同じように、タッタったと歩いて普通に通り過ぎていくのです。えっ?パンダだよ!ほら!なかなか見れないんだよ!もっと興味を持って!と心の中で叫んでいました。まさか!それだけ?呆気に囚われる私。
間違いなくそれだけでした。盛り上がっていたのは私だけでした。
私は勝手に子供の喜ぶ顔を確信していました。ですから、そうじゃない子供達の様子にとってもガッカリしたのです。
何だったのだろう・・・新幹線に乗せて、いっぱい歩かせて。それが全く余計なことだったとは!
私の思っていることと子供達が喜ぶことって同じじゃないんんだな。と痛感させられました。結果として私だけがよかれと思ってやったこと。予想していた反応がもらえず不満だったこと。それに尽きます。
親として「どうだ!子供達よ、嬉しいだろう。」とご満悦な気分になりたかったのでしょう。
思っていたことと違うことはたくさんあります。むしろ思っていたのと同じということの方が少ないかもしれません。
親は何となくその子どもの考え方がわかる気になってしまいます。でも、全く別の人間なのだ。ということを意識して親の考え方や気持ちを押し付けることはやめた方がいいです。
自分が子供だった頃を思い出して・・・どうだったのか。
自分が嫌っだことを愛する子どもにしたくはありませんよね?
そう思っているけれど無意識にしちゃっているのよ。という方は、無意識を変えていく、こちらのワークカウンセリングを体験してみてください。是非、お待ちしております。