かえって悪くなる?
2022/11/24
カウンセリングに行って
かえって悪くなっている?
苦しくて、苦しくて・・・だからカウンセリングに。
カウンセリングで自分の思いを話してスッキリしたり、絡まっていた考えを整理できたり、無意識のことを感じたり、いろいろ体験されると思います。
さて、小さい頃からずっと自分を我慢して、心に蓋をして頑張ってきたという方もいます。
心の中にある傷・問題に目を向けることはとても苦痛なことです。ですから、できれば触れたくない。でもそれこそが、良くなる鍵でもあると私は思います。
だから一時的に具合が悪くなってしまう、それくらい辛い心の中の作業だと思っています。辛いかもしれないけれど、良くなるための道中と思って下されば幸いです。
例えるならば、手術をする時は麻酔をして手術しますよね、その後は一晩中機器につながれたまま寝返りも打てず不快で苦しい状態で過ごす。翌日も憂鬱な気分で朝を迎え、開腹した傷の痛みに耐えつつ検温したり食事をしたりする。そんな痛くて苦しくて不自由な日々を数日過ごしてくると日増しに回復して退院という運びになります。時にはリハビリが必要な場合もあるでしょうが、それもよくなるための作業です。
ワークカウンセリングは言うなれば、手術のようなものです。早く良くなるけれど痛みもあって、一見悪くなっている感じもするかもしれませんが、良くなるための心の治療なのです。
心だって、傷ついて病気になったりします。
誰も代わってあげられないので、自分で自分を大切にしないとです。