子に関心を持つ
2023/03/03
子に関心を持つ
おはよう。
おかえり。
どうしたの?
わかったよ。
などなど、どれくらい子どもに関心を持って話しかけていますか?
親はやらねばならないコトで日々忙しく、余裕なんてないのが現実かもしれません。
毎日じゃなくてもフトした時でいいので関心を向けて欲しいと思います。
先日、1歳のお子さんと過ごしました。上手に歩いてなんとも可愛い姿、いろんなものに興味があり手の届くものを触って舐めて片時も目が離せない状態でした。(お母さんお疲れさまです)
私も含めて、こんなに注意を払って育てているのに、いったい、いつから子どもを見失ってしまうのだろうか。と考えました。
子どもが自分で脱いだり着たりできるようになってくると目を離せるようになって、段々と目も関心も離れていくのかもしれません。そのうち、居ればいい、姿があればいい、手がかからない方がいい、育てやすい方がいい、私に迷惑をかけない方がいい。知らず知らずのうちにそんなふうに、自分の都合に合わせて振り回すようになるのかもしれません。早くして!きちんとして!など・・・
子どもの方は、そういう親の思いをよみ取って演じるようになります。親に迷惑をかけちゃいけないんだ。と
迷惑をかける自分は居ない方がいいんだ。と思うようになっていったり。
そうやって、ひたすら「いい子になる子」と何とかして親に振り向いてもらえるようワザと怒られることをして「悪いことをする子」もいる。どっちの子どもも親からの愛情と関心がほしい。
ところが親は、自分自身が幸せになることに関心が向いていることが多い。不満を愚痴り、うっぷん晴らしといい夜に飲み歩いたり(あくまでも個人的な意見)
そういう親は、子どものことは忘れたことがない、いつも心配していると平気で嘘をついてきます。
しかし、子どもはそれが本当か嘘かをしっかり見抜いています。そして大きくなったとき突き付けてきます。「あんないい子だったのに、親の私を非難するなんて!」となるのです。
そうならない為に。
ただ子どもを目で見る。ではなく、一歩踏み込んで、関心を持って見守る。「なんか困ったことがあったら言ってね。」と。そしてSOSがきたら力になってやる。そんな信頼で繋がる親子になれたらいいですよね。