お母さんのひざ抱っこ
2023/03/11
お母さんのひざ抱っこ
子どもの安心基地
私が子どもの頃のお話です。
建て替える前は、昔の古い家だったので、冬はぶ厚い布団に豆石炭こたつで家の者がみんなで足を入れて暖をとっていました。全員で入るのは大変で、小さかった私は母親の前にちょこんと入るのが効率よく、そして私はそれが好きでした。私は母親が編み物をするのを目の前で見ながら、かぎ針と毛糸をまるで魔法のように編んでいくのを感心しながら見ていました。(こういうのが幸せなのかもしれません。)
私が母親になってこたつは置かなくなりましたが、テレビを見る時は、私が正座した脚の上に子どもたちをよく乗せていました。右脚には次男、左脚には娘が座る。三本あったら長男も座れたのに、、、(長男ごめんよ)
そうやって両脚に子ども乗せて抱えながら戦隊ものやら、いろいろと見ました。我ながら飽きずによく見てたなぁと思います。もちろん子どもは、じっとしているわけではないので、立ったり座ったりウロウロしたり、ぐちゃぐちゃな毎日でした。
当時も今もよく聞くのは、そんな時間があったら、洗濯ものをたたんだり、食器を洗ったり、とにかく家事をして寝る準備しなきゃ。という声です。・・・そうかもしれませんが。
私はこれで良かったと思っています。夜は私もクタクタなのでぼ~っとテレビをみたりして、家事は子どもが寝た後でいい、と。
「一緒に同じモノを見る。」これが大切だと思っています。大きくなれば、ニュースを見て意見交換もします。すると子ども達の考え方も聞けるわけです。
面白いのは、同じタイミングで同じセリフを言ったり、同じ勘違いをしていることがあったりして笑えます。
「ひざで抱っこ」ができる期間は案外に短いので、できるようなら今のうちに是非してあげて欲しいです。
そして、ひざ抱っこをしてみて、ご自分に違和感があるようなら、こちらのカウンセリングルームで少し話してみてはいかがでしょうか。
お気軽にお問合せください。お待ちしております。