うまく話せない

伝えたいことがあって自分なりに一生懸命話すけれど、時系列がまちまちだったり、状況説明が前後したりと、うまくまとめられず「ちょっと何言っているか分からない」と言われたら、なんだか腹立たしい気もするし、ガッカリするし、もどかしいし、社会人としてダメなんだと思ったり・・・。

そんなことを思ったりしたことはありませんか？

では、お尋ねします。

あなたは子どもの頃、自分のお話しを周りの大人にたっぷり聞いてもらえていましたか？

多分ですが、あまりお話しをしない静かな子、おとなしい子だったのではありませんか。

きっと空気の読める子、扱いやすい子、我がままを言わない子で大人の話しに割って入ってまでおしゃべりする子ではなかった。

そうではありませんか？

そうであるとしたら、そもそも小さい頃からお話しをする機会が少なかったためで、お話しをする練習ができなかっただけのことです。

おしゃべりな人はその訓練をたくさん積んできているのですから、スラスラ話せるのは当然のことです。

それなのに大人になったからといって、急に饒舌になれるわけではありません。

今もうまく言葉がでない、気持ちをうまく伝えられない、過度に緊張したり、涙が出てきたり・・・。

あなたが悪いわけではないのです。長い間の家庭環境がそういうことを招いているのです。

だから、うまく話せなくて当たり前なのです。

とはいえ、相手に伝えるためには話すことは大切です。察してもらうことを期待しても100%分かってもらうことはできません。

それに、自分の口を通して話すことは、思いを形にして手放すことになるので頭の中から出て行ってくれます。

うまく話せなくても一生懸命に伝えればいいと思います。

 

どうしても話すことが苦手、思っていることが言えない。という方はこちらのルームへおいでになってみませんか。

お問い合わせだけでもOKです。お待ちしております。