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大きく育て

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2023/06/27

大きくなぁれ

この写真の植物、実は水をやりすぎてしまい根腐れしたらしく、葉が二枚落ちてしまい、慌てて乾かして植え替えをして、なんとか息を吹き返し、ようやく根が張ってくれたとみえ、最近大きな葉をつけてくれるようになりました。

水のやり過ぎもほったらかしも良くないということですね。

子どもを育てるのと似ていますね。心配のし過ぎ、放任、気の向いた時だけ世話をするのでもなく、関心を持って観察し日当たりのちょうど良いところに置く。すると・・・スクスク成長し始める。

まるで下の葉は親で、新しい葉は子どものようです。子どもの葉はどんどん大きくなって親を超えていく。そういう様を見ているようです。

 

以前、おいしい枝豆を作る農家さんにコツを聞いたことがあります。すると「毎日見回りをして様子を見る、適切なタイミングで肥料を与えて、害虫予防をする。それでも必ずおいしくなる訳ではない。元々の土の状態とか前の作付け内容とか、いろいろ考えて試行錯誤して作っている。だからこそ、ただ種を蒔いて何もせず、実を付けるのを待って採る枝豆とは訳が違うのだ。」と誇らしげに話してくださいました。。

 

子どもに対しても同じです。ただ衣食住の世話だけしていれば、いいのではありません。

見た目は同じように大きく成長するかもしれません。

でも人間の中身である心、精神はどうでしょうか。

子どもの頃にしっかりと根が張れると、失敗したとしても、落ち込んだとしても、へこたれません。強くしなやかに生きていけます。

 

大切な子どもが、または、ご自身が、しっかりと根が張れているでしょうか。

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