どうしたらいいか、教えてほしい

どうしてもうまくいかない、自分の思う通りにコトが進まない。

苦しくてこのままではどうにかなってしまいそう。それで、

「こう言われたときは、どう答えたらいいのでしょうか？」

「こんなことがあったんですけど、どう対応したら効果があるのでしょうか？」など訊かれる場合があります。

そして、一字一句聞き漏らさないようにメモして帰られていく方もいらっしゃいます。でもそれは、ほんの一例であって、表現の方法はいろいろあります。

正解も不正解も紙一重といいましょうか、時と場合、タイミングもあってカンペを見ながら会話しても意味がないのです。

実に「会話は生もの」なのです。

数学で言えば、公式を理解しないと正解を導きだせないのと似ています。例えば、三角形の面積を求める時はどうするでしょう。

三角形の面積の求め方は、底辺×高さ÷２で求められます。

数字が変われば答えも変わります。回答の数字を暗記しても意味がないことがわかります。

数学では公式、心理では理屈が分からないとカウンセリングに来ても結局、不消化のままになってしまい、もったいないのです。

答えが欲しくなる気持ちは分からないわけではありません。

でも、ベストな答えはご自身の中にあって、そのことに気づいていただけるよう、こちらのカウンセリングルームではお手伝いをさせていただいております。

人生は長いのです。小手先だけの回答ではなく、芯の心の強さを身に付けて、その人らしく過ごしてほしいと思います。