幸せになる道

例えば、いい学校に進学して、給料の高い有名な会社に正社員として働き、結婚して、子どもを持ち、マイホームを建ててペットと暮らす。いつも家族団らんして、何か問題が起こっても最後は「悪かった」「ごめんね」で仲直りするような、まるでドラマに出てくるような家族。こんな感じでしょうか。

これに限らず、あなたが描いている幸せというものは、あなたのオリジナルでしょうか？

もしかして物心がつかない頃から幸せになる道はこれだと教えられ、ずっと信じてきた。ただそれだけなのではありませんか？

そして、この幸せの道から逸れないように必死で自分を合わせてきたのかもしれません。もし逸れたら一貫の終わり。迂回路も別の道も用意されていない。もう自分が幸せになる道はどこにもない。そうなったら生きる意味がない・・・

そんなふうに思っていませんか？

私もかつては、何も考えずにみんなが進むであろう道を疑いもなく過ごしておりました。幸せになるために次々と追い求めていきました。しかし、マイホームに住んでみて思ったのは、ちっとも幸せじゃないってことでした。

結局、他人基準のモノとか条件では心は満たされないのです。

それと親から刷り込まれてきた教えはまるで呪縛のようです。

私の場合、仕事も親が認めてそうな会社を選び、必死に働いて、よくやったと褒めてくれることを期待していましたが、「あぁ、そうね。」だけでした。親に認められたいという呪縛だったと気づきました。

今ではいろんなことから解放されて幸せです。他の人から見ればどう判断されるかわかりませんが、そんなことはどうでもよくて。自分では満足しています。

 

勿論、お決まりのルートに乗って生きていくこともOKです。でも、幸せへの道は1つだけじゃないのです。

回り道をしたっていいし、立ち止まる時があってもいい。充分休んだら、ゆっくりでもいいから動いてみてほしい。そうやって一歩ずつ始めることです。伴奏が必要なら少し勇気を出して声にすれるといい。きっと何かが変わるはずです。

そして、同じ顔の人間がいないように、幸せの形もいろいろあって良いのです。むしろ違うはずなのです。

「世界に一つだけの花」のように自分の花を咲かれましょう。

刷り込まれてきた幸せの価値基準から、今度は自分フィルターを通して自分にフィットした生き方の道を探していくこと。

あなたの人生はあなたのもので、誰も幸せの責任をとってはくれません。どんなことに幸せを感じるのかも、あなた自身にしか分からないことなので、どんなことが自分にとっての幸せなのか、それを手にするにはどういう道のりがあるのか、自分の頭で考えてみてはいかがでしょうか。

もし、立ち止まって動けずに悩んでいらっしゃる方は、心の整理整頓などこちらでしてみませんか。

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