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面倒くさがりの母

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面倒くさがりの母

面倒くさがりの母

2024/08/11

面倒くさがりの母

来談者Mさんのお話

私の母親は、なんでもまず面倒くさいという。小さい頃からご飯はほとんど買ってきていたものだった。作るのが面倒だから、できたものを買って与えられた。それが普通だと思っていた。揚げ物なんてもってのほかで、汚れる、後始末が面倒だというのが理由。魚はグリルが汚れる、そもそも骨があって食べるのが面倒。葉物も茹でるのが面倒。ハンバーグもこねるのが嫌だ。とにかくほとんど作らない。

そんなわけで私の食べれるレパートリーは少なかった。好き嫌いというより食べたことがなかったという方が正しい。よそで出されても手の込んだ料理や煮物などほとんど食べることがなかった。

生活態度も同じで何事も面倒くさいが先にたつ。クサイ顔でやりたくない、行きたくない、できないがほとんど。だらしがなく、とても太っていた。

そういう母なので私もやる気のない子供でした。やっても無理。できない。つらいことは嫌。と思って育ちました。ちょっとうまくいかないと自分にはできないと決めつけ、すぐにイライラして不機嫌になり、そうなると両親は私をそのままにして放って置いた。

今思えば両親は、私が不機嫌になると扱いが面倒になるので、それを避けていただけで、私はただ放置されただけでした。私の気持ちを真剣に受け止め、取り扱ってはくれなかったのだと思います。ただの面倒くさがりをしていただけでした。

大きくなって、自分で自分のことにうまく責任がとれず、やりたいこともない。自分を楽しませることもへたくそで生きていることがつまらない。どうしてこうなったんだろう・・・

こんなお悩みを抱えてMさんはおいでになりました。

何かおかしいと気づいたことが自分を取り戻すための第一歩です。一緒に考えていきましょう。

気になる方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

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