親のダシにされていた
2024/10/25
母親のダシにされていた
朝晩の気温差で何を着ていいか悩んでしまうこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。街路樹も紅葉し始め観光地から紅葉の便りを見ていたら日光に行ってみたくなりました。
それで、ふと思い出したことをお話します。
行楽シーズンになると母親はいつも「子供たちが行きたがっているから出かけよう」と父親にせがんでいました。
小さい頃は、みんなで一緒に車に乗って遠出することにワクワクしていました。もちろん最初は楽しい。しかし何かのタイミングで必ず両親の喧嘩が始まります。きっかけは些細なこと。とにかく車中は険悪ムード、気まずい空気が流れ、楽しい気分が台無しになって終わります。それがお決まりのパターン。
それが嫌で姉は早々に「行きたくない。」と主張し参加しなくなりました。
私は姉の気持ちもわかるものの、母親の気持ちを汲んでしばらくつき合いました。もしかして最後まで喧嘩せずに楽しい気分で帰れるかもしれない、というわずかな期待があったからです。
しかし、そんなことは起こらず中学の頃には同じように「私は出かけたいなんて言ってないし、自分が行きたいなら、そう言えばいいんじゃないの?」と母親に話し行かなくなりました。
結局のところ、そんな喧嘩ばかりの父親と母親は今も二人でよくドライブに出かけるています。
私たち子供をダシにする必要はなかったのです。ただ当時は祖父母も居たので、母親は子供をダシにすると出かけやすかったのかもしれませんが。
子供をダシにしていた親と親に気を遣っていた子供。楽しいならまだしもいつも夫婦喧嘩をして帰る。子供にとっては苦痛な時間。そんなお出かけ事情の家庭でした。
誰かをダシにして自分の思いを果たす。ズルいやり方だなと思います。
ダシにつかわれたり、そんな扱いを受けたことはありませんか?モヤモヤした思いや感情が残っているなら、ここで話してみませんか?
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