甘えてみた

仕事をしながら家庭を守り子育てをしてこられた。一人暮らしをしているお母さんのところにも定期的に会いに行っている。

でも、どうしても長い時間を一緒に過ごすと関係が悪くなるため、ほどほどの時間で帰るようにしている状況。ずっとなんとかしたいとモヤモヤしながら過ごされていたとのことでした。

そんなわけで、ワークカウンセリングをして、最近、お母さんに会ったときのお話です。

お母さんの家の近くの靴屋さんが半額セールをしていたのでお母さんを誘って一緒に行ってみたのだそうです。

すると、なんだかいつもは選ばない色だけど目にとまり、サイズも自分に合わせたようにピッタリで。元々サイズ不揃いのため割り引かれていたもので、セール対象品ではなかったけれど、とても気に入ったので購入することに決め、ついでにお母さんに「これ買って」と言って甘えてみたとのこと。すると、お母さんは「いいよ」とすんなり言ってくれ、買ってくれたとのことでした。

 

こちらのルームにお越しになられたとき、とても似合って素敵だったのでお声掛けしたら、とっても嬉しそうにして、そのことを話そうと思って。とお話してくださいました。

 

私がとてもいいと思うのは、つい、ぽろっと無意識に出てきた「これ買って」ということばです。

この「甘えてもいいかもしれないという感覚」感覚ですから、つかむことは簡単そうで難しいところ。

これまでできなかった甘えることをやってみた。そして甘えることができた。きっと、内なる子どもの〇〇ちゃんは大喜びして飛び跳ねたことでしょう。

そして、そういう体験を味わうと自分の子どもにも自然と甘えることを許せるようになるのです。

とてもいい体験をしたと思います。

ご報告ありがとうございました。私も励みになります。

こういう体験をしたいと思われる方は、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。