いつも忙しい
2021/03/15
自分のことが最優先
ある人は忙しくしていないと落ち着かないと言い、どんどん予定を入れています。
「土日や帰りの遅くなる時はどうされているのですか?」と尋ねると夫がしてくれるとのことでした。ご夫婦で協力し合っているようですが、彼女は仕事をいくつも掛け持ちをされています。「それは働き過ぎではありませんか?」と言うと「スケジュール帳に空白があるのは堪えられない」とのことでした。
ふと思ったことは、家族は彼女とゆっくり過ごしたいと思っているのではないか。特に子供はお母さんと一緒にいたいものですから、少し心配になりました。
子どもはお母さんの家事が終わって自分と相手をしてくれることを今か今かと待ちわびています。せめて「ねぇ、お母さん」と声をかけてきた時は、子どもを見て「なぁに?」と心を傾けて聴いてほしいです。どうしても手が離せないようならあと何分待ってと伝え、手が空いたら「今いいよ」と声かけすればいいのです。そしたら子どもは満足してまた自分の遊びに戻りますから。
自分の身体を休めることも罪ではありません。一日中ゴロゴロする日があっても誰も文句は言いません。もし許さないとしたらそれは自分自身かもしれません。働くことと休むことのバランスが大切です。
いつも自分のことを最優先にして考えているのであれば、独身時代ならどういうふうに時間を使おうが自由ですが、そうでないとしたら今の自分の立ち位置を確認することがとても大切です。