親の口説き話を聞かされる子

query_builder 2025/11/07
親の口説き話を聞かされる子

口説き話というと、どんなことを思い浮かべますか?

ちょっとピンとこないかもしれませんので、『口説く』の意味を調べてみました。

①自分の意思に従わせようとあれこれ言い迫る

②くどくど述べ訴える、愚痴をこぼす


親は軽い気持ちで子どもにあれこれ話しをしますが、それってどうなんでしょうか。

最初は子どもからの話しだったのに、いつの間にか親の話しにすり替わってしまっていることはありませんか?


気が付くと親から「私はこんなに苦労をしてきた」とか、仕事がつらいという愚痴とか、あちらこちらの身体の不調具合とか、祖父母への嫌悪な気持ちとか、内容はいろいろあるものの、子どもにはどうしようもない話しを毎度聞かされていませんでしたか。


そうなると、大人ってたいへんなんだとか、仕事ってつらいものなんだ。とか、祖父母に対してもなんとなくそういうふうに思うようになってしまったり、他の人に言うほどでもないし、ともすると言えない内容だったりすると子どもは聞くしかない。けれど気が重たくなる。その家にいる限り親に同調しないわけにいかないから。


子どもは、他に行き場がないので親の話し相手をするしかなく、内容を疑ってかかるわけでもない、きっとそうに違いないと思って素直に聞く。

時にはなぐさめたり、苦労を労ったり。(まるで大人ですね)

やさしい子どもは親にこれ以上の苦労をかけてはいけないと心密かに誓ったりします。


そういうわけで、手のかからない聞き分けの良い子どもができます。


もう、お分かりですよね。

話しを聞くというのは、親の役目なのです。

口説き話を聞かされる子どもは親のお世話をしている状態なのです。


ある人が言っていたのは、子供の頃は母親が話し終わった後に自分の番が回ってくるはずだと思ってずっと待っていた。けれど順番が回ってくることはなかった。また、父親が浮気をしているという話を聞かされて真相を聞くわけにもいかないので複雑な思いにさせられ、浮気をする父親も嫌いになるし、そんな話しをしてくる母親も嫌いになったりしたということでした。


人によっては無意識ではあるけれども、自分が親になった時に、今度は自分の話しする番だとばかり、子どもに話をする人もいます。


気づきにくく、どこにでもある親の口説き話し。子どもとっては重過ぎるのです。

子どもの側からすると、こんなに悩んで困っている親に自分の悩みは話せない、助けてほしいなんて弱音を言えなくなる。遠慮もするし、迷惑をかけてはいけないと思ってしまう。少し大きくなれば頼りないとも感じる。頼れないと思えば、あてにしなくなる。

ただ黙って、自分さえ我慢すればいいとか、自分の中でなんとかしようと思ってグルグルが始まる。


いつしか処理しきれなくなったものは、内側に溜まれば身体症状に出てきたり、外側に出れば攻撃的なったり、症状は様々です。


誰だって口説き話しは、うんざりです。

では、どうしたらいいのでしょう。


先ほど、子どもは行き場がないといいましたが、大人は行き場があるのです。自由にお金が使えるし、どこにでも行けます。自分なりの気晴らしをすればいいのです。食べたり飲んだり、買い物や友人と話したり。工夫すればいいのです。


それでも、どうしたらいいのかわからないという方は、こちらに話しに来てみませんか。居心地のいい自分になるために。一緒に考えてみませんか。


お気軽にお問合せください。お待ちしています。

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カウンセリングルームいちごのくつ下

住所:新潟県新潟市中央区女池1-10-2

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